【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ9)

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side YUKISHIRO ページ9

「大吾〜。廉〜。正門〜。久しぶり。」

西『相変わらずうるさいなぁ、自分。』

永『もう21時ですよ？分かってる？』

正『元気すぎる。』

私が居酒屋の個室のドアを開けると、
鬱陶しそうにしながらも笑って迎え入れてくれた。

「正門はいつ大阪に帰るの？」

正『明日！ほんまは今日でも良かったんやけど、今日なら雪白が来れるって聞いたから。』

「わざわざ残ってくれたの？大好き〜！」

そう言って正門に抱きつくと苦笑いしている。
まあ、これは通常運転だ。

西『全然変わらんな、自分。』

「でしょー？まいジャニの頃が懐かしいよ。」

それから、まいジャニの頃の話で盛り上がる。

私は社長の方針で入所して割とすぐに
SixTONESに加入するとともに、
関西Jr.としての活動もしていた。

たくさんのメンバーがいる中、
みんなと仲良かったけど、特に、
西畑大吾、永瀬廉、正門良規と仲良くなった。

廉は同い年、あとの2人は先輩だったけど。
そんなこと関係なく仲良くできたのは
相当ウマがあったのだと思う。

永『で？翔太とはどうなの？』

その言葉で他の2人がニヤニヤし始める。

ここ3人は本当に悪友で。
特に廉は恋バナ大好き野郎だから毎回聞いてくる。

「進展ないの分かっていて聞いてるでしょ。」

西『うん。』

正『相変わらずやなぁ。』

この3人にはよく翔太くんのことで相談していた。
なかなか進展しない関係にアドバイスを貰っているのだ。

永『別に石黒ちゃんと付き合ってるわけではないんやろ？やったら大丈夫やろ。一回告白したらえーやん。』

「それができたら苦労しない。」

西『するする詐欺歴長いもんなぁ。』

正『けどさ、マジな話そろそろあかんのちゃう？何かしら行動せんと。』

分かってるけど、、、。

「でもー。あそこにはなかなか入り込めないよぉ。」

人見知りもなく、いろんな人にグイグイといける私も
翔太くんのことになると途端にチキンになる。

ましてや大好きな先輩の好きな人に対してだと余計だ。