【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ28)

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★ ページ28

深『え？向こうから？』

「うーん。まあ。そんな感じ。」

ラ『いつから好きだったの？』

「ノーコメント。」

佐『なんて呼んでるの。』

「変わらないよ。」

目『どこが好きなの？』

「ノーコメント。」

阿『2人でいるとどんな感じ？』

「ノーコメント。」

宮『向こうはなんで呼んでる？』

「ノーコメント。」

渡『幸せ？』

基本的に私の話はしたくないから適当にかわす。
だけど、翔太の質問にだけは自信持って答えられる。

「うん。幸せ。」

そう言ったらまた楽屋がシーンとなる。
え？私なんか悪いこと言った？

目『笑えるじゃん。』

向『カメラ構えておけば良かった。』

私の表情はPhoto boyを刺激したらしい。

岩『良かったな。』

佐『まあ、樹いいやつだもんな。お幸せに。』

「ありがと。」

結局そのあと、仕事が始まるまでひたすら聞かれ続けた。

「つ、つかれた、、、。」

いつも以上の疲労感。
絶対みんなのせいだ。

そんなことを考えながら家のドアを開ける。
いつもなら真っ暗だけど、今日は少し明るい。

あっ。てことは。

「樹くん？」

田『おー。勝手に入ってた。』

「うん。それは大丈夫だよ。いたからびっくりした。」

田『これ使おうと思って。』

手に持っていたのはキーケース。
先日、私が渡した家の鍵が入っている。

やっぱりこんな仕事をしているから、
お互いの時間を取るのは容易ではない。

だから、合鍵をお互い交換したのだ。
私はまだ使ったことないけども。

「ふふっ。嬉しいな。」

『ね。ご飯は食べてきた？』

「ううん。何も食べてないの。樹くんは？」

『俺も食べてない。出前とる？』

出前か、、、。
でも、せっかくなら。