【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ27)

今日:38 hit、昨日:112 hit、合計:58,276 hit

side ISHIGURO ページ27

向『どういうことやねん。』

佐『説明してもらおうか？』

深『なぜ黙ってた。』

ドラマ班3人が私に詰め寄ってくる。
あー、この3人かぁ。面倒だな。

渡『おい、ちゃんと言え。』

ラ『なんで言ってくれなかったのー？』

目『心外だなー。』

目黒くんはそんなこと言いながら目が笑ってる。

阿『にしてもねぇ。』

宮『うちのお姫様が樹とねぇ。』

渡『姫っていうか、女王だろ。氷の女王。』

私は翔太を無言で睨む。
そもそもこうやって囲まれてる発端は5分前に遡る。

ーーーーー

渡『おい。大スクープだぞ。』

佐『なにー？』

阿『翔太が朝から元気なの珍しい。』

楽屋で今日の仕事の支度をしていたら、
翔太が慌てたように入ってきた。

岩『で？どうしたの？』

渡『Aが、、、。樹と付き合ってる。』

翔太がそう言った瞬間、
話し声が飛び交っていた楽屋が一気に静まり返る。

目『それほんと？』

渡『なんで嘘言うんだよ。』

ラ『信じられない。』

向『A、嘘だと言ってくれ。』

康二くんが私の両肩を揺らしながら訴えてくる。

「えっと、、、。本当です。」

宮『いつから？』

「2ヶ月くらい前。」

深『はぁぁぁ？だいぶ前じゃねーかよ。』

佐『事件だ事件だー。』

ーーーーー

そんなことがあり、冒頭に至るというわけだ。

「でも、照くんは知ってたよ？」

向『へ？照兄ほんまなん？』

岩『まあ。』

佐『じゃあ、言えよ。』

岩『だって、プライベートなことじゃん。俺が言うのは違くね。』

「照くん大好き。」

阿『女王がデレた、、、じゃないのよ。樹かぁ。意外だな。』

みんな私の恋の話が気になるらしい。
確かに今まで話したことはないかも。