【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ24)

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side YUKISHIRO ページ24

スケジュール表にこっそり書いた焼き肉のマーク。
予定を決めた日からすごく楽しみにしていた。

石黒ちゃんも翔太くんのことを
協力してくれると言っていて。

色々と聞こうとしてるみたいだけど、
なかなか仕事の合間に2人になれることがないらしく、
結局聞くことはできなかったみたい。

1人でお店に入る勇気がなくて、
石黒ちゃんとはお店の近くで待ち合わせしている。

石『あっ！雪白ちゃん！待った？』

「ううん。今来たところ。」

嘘。本当は楽しみすぎて少し早く着いていた。

石『もう樹くんも翔太もいるんだって。行こっか。』

「うん。緊張する。」

石『いつも通りで大丈夫だよ。』

私達はお店の中に入る。樹の名前で予約したらしい。
中を進むと個室に案内される。

田『おー。来た来た。』

石『ごめんね、待った？』

渡『いや、そんなに。』

いつもなら石黒ちゃんは翔太くんの隣、
私は樹の隣に座るからだろうか。

石黒ちゃんが脱いだコートを翔太くんが貰おうとする。

田『こっち。』

石黒ちゃんも無意識に翔太くんに
渡そうとしていたコートを樹が取る。

そのまま手を引いて自分の隣に座らせた。

渡『え？』

田『ん？』

渡『いや、お前らそんな仲良かったけ？』

田『は？いや、仲良いもなにも付き合ってるけど。』

渡『はぁぁぁぁ！？まじ？』

翔太くんの反応的に
付き合ってることを知らなかったらしい。

田『え？待って。言ってないの？』

石『だって、恥ずかしくて、、、。』

渡『いやいやいや。言えよ。いつから？』

田『2ヶ月くらい前かな。』

渡『まじかよ。』

翔太くんが呆然としている。そりゃそうだ。
こんな大きな情報を言ってなかったのだから。

「まさかSnowManみんな知らない？」

石『言ってない、、、。』

田『いや、、、。それは言ってよ。』

樹は呆れた顔をしながらも、結局は可愛いのか、
笑っている。

石『だって、恥ずかしいよ。そんな、私が樹くんとお付き合いできるだなんて夢のようで、まだ信じられない時があるの。』

田『いや、それはこっちのセリフね？そんな可愛いこと言わないで。』

「あのー。」

完全に2人の世界に入った2人を呼び戻す。

石『あっ。ごめん。とりあえずご飯頼もっか。』

石黒ちゃんの言葉でみんなで食べたいものを頼む。

「かんぱーい！」

隣に座る翔太くんのことは全然見れない。
なんかいい匂いする。顔ツヤツヤ。