【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ21)

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石『翔太？！ないない。翔太はただのメンバーだよ。』

「そうなの？」

石黒ちゃんからのその言葉に1番反応してしまった。

石『樹くんからも言われたけど、どこからそんな噂広がったんだろう。私ずっと樹くんのこと好きだったのに。』

松『いつから？』

石『それは、10年くらい前、、、あっ！』

その言葉を言って、石黒ちゃんがしまったって顔をしてる。

田『え？そんな前から。』

森『へー。』

樹は顔を赤くして、他のメンバーはニヤニヤしてる。

「良かったね。長年の思いが叶って。お・た・が・い！」

石『え？そうなの？』

田『おまっ。それは言うなよ。』

樹も石黒ちゃんも顔を赤くして。
それでも2人並んでる姿はとてもお似合いだ。

石『じゃあ、私これから仕事だから。』

京『あー。ごめん。呼び止めて。』

田『仕事頑張って。』

石『うん、樹くんもね。』

ニコッと樹に笑いかけると颯爽と立ち去る石黒ちゃん。

田『かわいー、、、。』

松『心の声漏れてますよ。』

ジ『まさか樹がねー。でも良かったね。』

樹の恋心を知っていたみんなはニコニコと笑っている。
いや、ニヤニヤの方が正しいか。

田『次はお前の番だな。』

「うん。最も大きな障壁が無くなった。」

私が翔太くんにアタックできなかった1番の理由は
石黒ちゃんが翔太くんのことを好きだと思っていたからだ。

だけど、石黒ちゃんは長年樹のことが
好きだったことが発覚して。

これは、翔太くんに仕掛けていくしかない。
そう思ったのだけど。

「あーもう。そう簡単に無理。」

松『でしょうね。』

高『分かってたよ。』

石黒ちゃんと付き合い始めたことによって、
一気に付き合いの悪くなった樹は不参加の飲み会。

今日は高地と北斗と3人で居酒屋に来ている。

「だって、、、。」

高『だって？』

「だって、かっこいいんだもん。」

私が言った言葉に高地と北斗が呆れた顔をする。

松『なんか聞いて損した。』

高『同じく。』

それからどうやって翔太くんに
アタックしていくのかの作戦を練る。

高『とりあえずデート誘いなよ。』

松『それが難しいんでしょ？ならさ、樹と石黒ちゃんに協力してもらいなよ。』

北斗の言葉に目を見開く。

「それだっ！」

松『え？むしろそれ思いつかなかったの？』

高『とりあえずご飯行けばいいよ。』

「そうだよね！そうする。まずは2人と作戦会議する。」

私は意気揚々と樹と石黒ちゃんにLINEした。