社畜だった私が赤ん坊になり国違いの地獄にってドユコト？？？ (ページ19)

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性格の問題ページ19

ア［Aをこちらに……安心なさい。何もしませんよ。］

ホントでしょうね？？
いつの間にか元の姿に戻っていたアラスターからは、先ほどのような嫌な感じはもう感じられなかった。
ラズル＆ダズルも少し渋っていたが、そのまま彼に私を預ける。

ア［＿＿では参りましょうか！どうやら余計な客人が性懲りもなく来てるようなので！］

『？(客人って？)』

抱きかかえられてエントランスホールへの階段を下りていると、チャーリー達の会話が聞こえてきた。
いつの間にかホテルに戻ってきたらしい。

チ「＿＿でこっちにあるのはね＿＿＿あら、アラスター！！このホテルの親切なマネージャーよ！！…まあ！Aも一緒だったのね！！」

サ「あ、赤ん坊！？」

『あー…。(あんたかよ蛇おじさん。)』

客人てこの蛇かい←
前にボコボコにやられてたのに凄い鋼メンタル。

チ「こちらは新しいお客さん。サー・ペンシャス！」

ア［…そうですか！！私の上着を破った人ですね！］

そう言えばそうだった

ア［お前の事ならちゃーんと覚えているよ？］ジジッ

ひえっ怖い
二人も息飲んでるじゃない…。

チ「…そっかーそれじゃあ丁度いい最初のレッスンになりそうね！！
謝罪の仕方！！いい人になる最初の一歩は間違いを認めること！早速試してみたら？」

ペンシャスの背中を押してアラスターの前に立たせる。
チャーリーの言ってることは滅茶苦茶正しいんだけど果たして？

サ「はい！あ～…Mr.えー、ラジオデーモン。その、どうか君を襲ったことや素敵なコートを破いたことを許してほしい！！」

ペンシャスはポケットから前回破いたコートの切れ端を本人に返した。
彼は素直にその切れ端を受け取ったし、謝罪の仕方は申し分ないが…。

ア［そうですか！！今まで私から何かを奪った人はあまりいないんですが！！貴方には大きな意味があるんでしょう。］

無情にも切れ端は緑色の炎と共に消し炭になりました。
残念でしたねペンシャ…、蛇おじ←

ここに来たってことは更生を望んでいるってことだけど…
そう簡単に心変わりなんてするもんか？？
チャーリーにとっては喜ばしい事なんだけど、ヴァギーやエンジェルの顔をみるに二人はあまり歓迎してないみたい。

また面倒ごとのニオイがするなー。

はあ～～…。