起床と寂しさ ページ13
Aちゃんの眠りが深い事を確認した俺たちはそっとテントから出て庭に行く。
渡辺「なぁ、涼太…」
宮舘「ふふっ、食べる？まだ焼肉の材料あるけど？」
なんで俺の幼馴染は言いたいことがわかるんだ…
宮舘「ねぇ、何年一緒だと思ってんの？食べよ？」
そう言いながら宮舘は肉を焼き始めた。
渡辺「照とか康二とか、佐久間に感謝だな」
宮舘「ふぅ…。翔太さ？もっと普通でいいじゃん。Aちゃんも成長してるし。何より戸惑ってたあの時、翔太が言ったんじゃん。普通にしてあげてって。それがあったから俺とAちゃんはここまで仲良く慣れたんだよ？」
渡辺「あー、ラウールと涼太に言ったな…。今になって不安になる必要なんて無いのにな…」
そんな会話をしながら焼けた肉を2人で食べる
渡辺「あ、それより涼太。晩ご飯は？」
宮舘「お寿司でも注文しようか。一応Aちゃんの肉は残しておくけど魚も食べてもらいたいから」
なんて会話をしていれば…
「ゴホッ…ゴホッゴホッゴホッ…」
と、辛そうな咳がテントから聞こえてきた。
渡辺「俺見てくるわ。食べてて」
そう言ってテントに入れば辛そうに目を開けて座るAちゃんがいた。
俺はAちゃんの手を引き庭に行く。
宮舘「おはよう？よく寝れた…かな？」
渡辺「ちょっと体温いわ…」
宮舘「あー、体温計取ってくるわ」
そう言い宮舘はリビングへ。
すぐに体温計を取ってきて渡してもらう。
そっと脇の下に挟み待つこと数秒…
体温計が音を立てた。
渡辺「あー37.4…このくらいの体温が1番きついだろうね」
宮舘「スポーツドリンクないけどジュースで平気かな？」
なんて話していると…
高い音で電話が鳴り響いた。
渡辺【はいはい？】
阿部【あ、翔太？俺今から帰るね？なんかさスタッフさん来れなくなっちゃって】
渡辺「涼太ー、阿部今から帰るって。スポーツドリンク頼む？」
そう聞けば頷く宮舘。
渡辺【ね、阿部ちゃんさ】
阿部【ポカリでいい？熱出ちゃった？】
渡辺【んー、37.4なんだけどね？寝起きだからかもしれないけど念のため頼んでいい？】
そんな会話をして電話を終える。
宮舘「ね、翔太。やっぱり和室の方がいいかな」
渡辺「かもな…。Aちゃん？お話聞きます。テントはおしまいです。お熱の時のお部屋で寝ます」
宮舘「今お熱だからお布団に行きます」
そう言って3人で和室に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Da cchi(プロフ) - 琉衣さん» こんばんわ。読んでくださいまして、教えてくださいまして、ありがとうございます。訂正いたしました。 (2月17日 21時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ！読ませて頂きました！今日 更新されたので誤字が有りました！テレビの画面が我慢になってました！ (2月17日 21時) (レス) @page17 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
めめLOVEるるー - Da cchiさん» YES. (2月10日 19時) (レス) @page8 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - めめLOVEるるーさん» ほんまですか？ありがとうございます。笑ってもらえて光栄です。今後ともお楽しみくだされば幸いです (2月8日 21時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
めめLOVEるるー - 舘様の「エレガントッ」が面白すぎるww笑っちゃったw (2月8日 16時) (レス) @page4 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Da cchi | 作成日時：2024年2月5日 16時
