４１曲目 ページ41
翌日。仕事終わりの阿部と照が、約束した通り一緒に病院まで来てくれて、3日ぶりくらいにAの病室の前に立ち止まる。
……また、あの誰ですかみたいな顔向けられんのかな、
阿「…大丈夫、俺らついてるから」
岩「ほら、ドア開けて」
渡「…うん、」
阿部と照に促されて、引き戸に手をかけ恐る恐る開く。
中には3日前と変わらない姿でAが座っていて、俺の顔を見てキョトンとする。
そして、
「＿＿＿あ！照くんと阿部ちゃんだぁ！！」
俺の後ろにいた2人に声をかけ始めた。
…やっぱり、2人のことはわかるんだ、
阿「やっほ！ Aちゃん大丈夫？事故って聞いてびっくりしたよ〜」
「うん！大したことないから笑」
「でもまだ安静にって今週いっぱいまで入院なんだってー」
「家帰りたーい」
岩「元気そうでなにより笑」
「照くん、それなぁに？」
岩「これ？△△がAちゃんにって」
「わ！△△ちゃんが！？うれしいい！！」
岩「早く元気になってねって言ってたよ」
「ふふふ、もちろんですとも！」
阿「何そのテンション笑」
「え〜？」
阿部や照と話すAは、俺もよく知ってる水瀬A。
ニコニコと人懐っこい笑顔で、明るくて、、
なのに、なんで…
「そういえば、そっちの方って2人の友達なの？」
「確か3日前にも来てくださいましたよね！」
「えーっと名前は………わ、わたな、わたなべさん！」
渡「っ、」
阿「Aちゃん…」
「あれ、、間違えちゃった、？」
「ごめんなさい！！」
渡「いや、」
岩「……Aちゃん、翔太のこと本当に、」
「しょーた？」
阿「これは、説明から入った方がいいね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 511人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2023年9月17日 15時
