【青】love at first sight (ページ33)

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３３曲目ページ33

家に着いてからもそれは同じで、ふっか達と話していたことを軽くAに説明したあと、グミを食べながら今日あった話をして、お互い眠くなったところで自分の部屋に帰る。

「じゃあ翔太、また明日ね！」

渡「ん」

「大好きだよ♡」

渡「はいはい」

「もう！笑」

渡「俺も好き」

「えっ！？」

渡「おやすみ」

「ちょ、言い逃げはずる＿＿＿っ、」

ワーワーうるさいAの口を塞いだあと、顔を真っ赤にしたAから逃げるように部屋を出る。

逃げるのずるい、
でも大好き

俺も

明日も明後日も…なんて、らしくないこと思ってた。

これから先もずっと、Aから好きを受け取って、俺からも伝えて……しょうもない事で笑いあって、そんな日々が続くって。

だから、このやり取りが“恋人”としての最後の会話になるなんて、このときは1ミリも思ってなかったんだ。

Aから、あの言葉を聞くまでは

「あの…だれですか、？」